ロミロミの歴史は古代ハワイアンが誰でもロミロミを行えたわけではなく、子供のころから素質を認められた一部のハワイアンのみが選ばれて、カフナ(祈禱師)よりロミロミを伝承し施していました。
1973年に故アンティ・マーガレットによりロミロミが一般的に開放されるまでは、先祖代々選ばれし者に引き継がれてきたロミロミです。
そしてアメリカ先住民事業法が連邦議会を通過し、ハワイアンが正式にアメリカ先住民として認められ、ロミロミも世の中に出ていくことになりました。
ハワイ島で開催するロミロミ講座の講師、Piilani Kaawaloa(ピイィラニ・カアァヴァロア)先生は
ハワイ島ヒロ在住のクム・フラ(フラの師)エディス・カナカオレ血筋の方で、アメリカ政府からの依頼でアメリカ全土でハワイアン代表として、ハワイアン文化の講演されたり、アメリカ先住民文化継承などの意見交換に参加されています。
写真のお子さんを抱っこしているのがPiilani Kaawaloa
(ピイィラニ・カアァヴァロア)先生。
真ん中が毎年リトリートでお世話になるクム、メリージェーン。
左は故アンティ・ミニー。
先生はあの、巨匠故アンティ・ミニーのお孫さんです。
アンティ・ミニーはピイィラニ先生が生まれてすぐに継承者に選んだそうです。
いまロミロミはスタイルや式と言われますが、ピイィラニ先生のロミロミは「ロミロミ」だそうです。
古代から先祖代々選ばれた継承者のみに受け継がれてきたものです。
そしてその継承者はロミロミもフラもハワイアン楽器も文化全てを継承しています。
そんなピイィラニ先生に出逢いご縁を頂けたことに感謝致します。